以前、このブログで、音響や照明の技術は日進月歩とお伝えしたことがありますが、本当にびっくりするようなスピーカーを視聴しました。
フラットスピーカーという、ぺらぺらしたとても薄いスピーカーがあり、その存在は専門誌などで見たことはありましたが、今回初めてその音を聴くことができました。
商品はヤマハサウンドシステムのTLFスピーカーというもの。ヤマハサウンドシステムの技術を応用し、ポスターサイズにしたスピーカーに、普通の紙製のポスターを貼り付け、「話しかけてくるポスター」というキャッチフレーズの商品でした。
「スピーカーの正面にポスターを張り付けるので、音質や音量が落ちるのではないか」とか、「複数のポスター(スピーカー)が並んでしまうと何を言っているのだかわからなくなるのではないか」、などとこちらはその効果に半信半疑で試聴をさせていただきましたが、そういう初歩的な課題はきちんと解消されていて、耳元で自然に話しかけられているような不思議な感覚のスピーカーでした。
一緒に試聴した広告デザイン業の方や、ステージ音響の専門家、市内の学校の先生、たまたまチェリヴァホールに居合わせた方もその効果にびっくりの様子。さすがはヤマハサウンドシステムの技術という感じで、ものすごい商品を見させていただきました。
このヤマハのTLFスピーカーですが、12月末までキャンペーンということで破格の値段で購入できるということ。普通のポスターに比べ7倍の人がポスターに目を向けるという効果があるそうですので、デモや購入を希望される方は、㈱キラキラ雲南にお声掛けいただければと思います。もしかしたら、キャンペーン価格以上に安くしてもらえるかもしれません。
余談ですが、ヤマハサウンドシステムの担当の方がおっしゃるには、東京でのオリンピック開催が決まり、ヤマハさんをはじめ国内の音響や映像の業界は、オリンピックに向けた新商品の開発がものすごい勢いで進んでいるそうです。オリンピック開催による経済効果は3兆円で、いろいろな業界に影響が及ぶということがわかりました。2020年は、外国の人が島根にもたくさん訪れて“ついでに雲南!”となるといいなと思いました。ヤマハさんもまたチェリヴァホールにお越しください。わざわざ東京からお出かけいただきありがとうございました。