収穫の秋を迎えました

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彼岸花も咲きそろい、本格的な秋の到来を迎えました。

山の中にある雲南市は、この時期、お米はもちろん様々な山の幸の収穫シーズンです。先般、市内の方に案内をしていただき、山菜取りに出かけてきました。

今回の目的は柴栗。一般的な丹波栗などに比べて少し小ぶりですが、甘みが強く、香りが良いのが特徴です。

案内の方に連れて行ってもらった先は、ご自身の邸宅があった山の中の敷地。山中には、毒蛇がいるので必ず長靴着用とのこと。また、クマと間違えて大きな蜂が襲ってくるということで、服装もできるだけ濃い色の服は避け、袖の長いシャツを着用せよとのことでした。

国道から10分ほど入った先には、すぐそこにゴロゴロと柴栗がぎっしり詰まったイガが落ちていて、イガの針に悪戦苦闘しながらも、雲南市の山の幸を籠いっぱいに拾って帰りました。また、敷地には見た目以上においしいアジガキ(柿)がなっていたり、すぐ先の雑木林にはアケビがなっていたり、この季節の雲南市は宝箱のように山の幸であふれています。

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早速、その日の晩は収穫した栗を栗ご飯にしていただきました。雲南市に住んでいて本当に良かったと思ったひと時でした。

このブログに書くかどうか迷いましたが、案内してくださった方がマツタケについての情報を教えてくださいました。帰り際、こちらがお礼を伝えると、「そろそろマツタケ(の季節)だよ。」とぼそっと一言。

その方がおっしゃるには、金木犀の花の香りがする頃(ちょうど今頃でしょうか。)が、マツタケのシーズンということ。日当たりの良い山の南側の斜面に生えていることが多く、日本海や宍道湖からの風があたる高い山にいいものがあるそうです。

市内の山でもマツタケが採れるということは聞いたことがありますが、みなさんその情報については企業秘密のように口が堅く、どこで採れたとか、いつ採れたということは絶対に口にされません。家でもおじいさんしか知らないとか、息子にしか教えないという最高機密のようです。

今回の案内の方が、マツタケ採りに連れて行ってくれないかなぁ…などと甘い期待をしたり、いやいや、高望みをしてはいけない!こんなに美味しい栗ごはんで十分ではないか…と自分を納得させたりと、いろいろと悩ましい栗ごはんとなりました。

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