山陰中央新報雲南支局の社屋が建て替え工事となり、今まで慣れ親しんできた木次の風景がまた一つ新しくなりそうです。
これまでの社屋は昭和60年(1985年)に建てられたということですから、ざっと30年近くの役目を終え、この度新しく建て替えられるとのこと。
雲南市内には、山陰中央新報と島根日日新聞の二つの新聞社の支局がありますが、お互いにしのぎを削って取材活動をされていて、情報発信を仕事とする私たち㈱キラキラ雲南との関係も深いものがあります。
㈱キラキラ雲南からの情報提供や、歴代の記者さんとの打ち合わせなどで幾度と訪れたこの社屋ですが、一般の市民の皆さんにはあまりなじみが無かった建物かもしれません。なかなか無い機会ですので、今日はここでちょっとその紹介をさせてもらいたいと思います。
1階は事務所でした。記事や広告を担当されている方が一緒に仕事をされていましたが、皆さん取材に出かけたりなどでとても忙しくされていて、鍵がかかっていることもしばしば。アポなしで行くと基本的に空振りでした。事務所が開いていても、山のような書類の向こう側で忙しくされている皆さんには声をかけづらいものがありましたので、新社屋が建ってからも長時間の用事の際には電話してから行かれることをお勧めします。
事務所のレイアウトは、歴代の支局長さんや記者さんによって少しずつ変更が重ねられている様子でした。特に応接のスペースは、応接のために活用される時代もあれば、過去の新聞等が保存される資料スペースになっていた時代もありました。
2階は、基本的に社員さんのみが入れるスペースとなっていて、仮眠ができる部屋や入浴設備があるということでした。連日連夜に渡る取材や、遠くから応援に来る記者さんのためにそうした設備が整えてあるということを以前記者さんから教えてもらったことがあります。
現在は、仮事務所ということで、尺の内の道の駅向かいで仕事をされています。新社屋は来年4月に完成予定で、「雲南地域での報道・営業拠点として、機能を一層充実させます」ということです。電話やファックスの番号はこれまで通りですので、情報提供がありましたらぜひご連絡を差し上げてください。