前衛書家で、歌劇「ふることぶみ」の題字を提供していただいている池田安澄(あずみ)さんの書展を本日からチェリヴァホール1階ロビーで開催しています。
池田さんは、木次町里方出身で現在は兵庫県在住。兵庫県書作家協会の役員を務め、毎日新聞書道展優秀賞など複数の受賞歴をお持ちです。雲南市では、創作市民劇「異伝ヤマタノオロチ」、「水底平家」、「ふることぶみ」と3年連続してポスターやチラシなどで使用する題字を提供していただいています。
この作品展では、ふることぶみで使用した題字の原作や、安澄さんが書いた近代詩文や前衛作品などを展示しています。中でも、阪神淡路大震災や東日本大震災の二つの震災をテーマにした作品は、幅が2m40㎝と大きな作品で、本日来場された方からも大きな反響をいただきました。
この個展は、今週末に開催する市民創作劇「ふることぶみ」に併せて開催するもので、公演翌日の17日(月)まで開催しています。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。