渋川恒夫先生の作品を拝見しました

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今月上旬、木次の骨董愛好家の皆さんが、チェリヴァホールのエントランスで骨董市を開催されました。

並べられている作品は数百円から5千円までの作品が多く、比較的お手頃な値段のものがたくさん並んでいました。作品の中には、地元の陶芸愛好家の作品もあり、そうした作品も数百円から数千円という値段で、多くの方が骨董市を楽しんでいる様子でした。

「お手頃な値段のものが多いですね!」とこちらからお店の方に話しかけると「いい値段のものもあるよ」と段ボールの中からごそごそと出されたのが上の写真の器です。

写真の器は、木次町出身の日本画家、渋川恒夫先生の作品です。渋川先生の日本画は海外でも評価が高く、アメリカやフランスの美術館では、そのコレクションとして渋川先生の作品が収蔵されているとのこと。写真の器には渋川先生の号もあり、間違いなく先生の作品で、おそらく秋の百花を取り上げて制作されていた頃の作品ではないでしょうか。

意外な場所で渋川先生の作品に遭遇してびっくりでしたが、洗練された先生の作品を手に取りしばしうっとり。値段を聞いて再びびっくりでしたが、そこはさすがは渋川先生ということで致し方なしでした。せっかくなので写真だけでもと思い、お店の方にお願いして写真を撮らせていただきました。

色遣いがとても鮮やかでしたので、祝いの席などにふさわしい作品ではないでしょうか。いい作品をみさせていただきました。

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