この間のブログで、木次町出身の日本画家、渋川先生の話題を取り上げたところ、市内の方から思わね反響がありましたのでお知らせしたいと思います。
情報を提供してくださった方の話では、渋川古美術店(渋川先生のお宅)の通りに面した家のガラス越しに作品が鑑賞できるということで、早速出かけてみました。
木次の駅前通りを歩くとすぐに渋川古美術店がありますが、作品が飾ってある場所は古美術店の目と鼻の先のお宅で、本当に玄関のガラス越しに誰もが見えるように飾ってありました。
地元の方に聞くと、以前、渋川先生は、商店等で使わなくなったショーケースに、自らが所有する古美術品を飾り、行きかう人たちに楽しんでもらう企画をされていたということ。その企画の名称を木次ウィンドウギャラリーと言い、シャッター街で閉塞感が漂う商店街に渋川先生の尽力で素晴らしい展示品の数々が飾られていたそうです。
しかし、渋川先生も高齢のため、現在はほとんど病院で生活をされています。企画をリードする方がいなく、その名残だけが残っている状況でとても残念ですが、町がにぎやかになるような取り組みはチェリヴァホールも含めていろいろと考えていかねばなりません。
そういえば、昔木次駅前広場で実施したストリートパフォーマンスが良かったと商店街の方に言われたことがあります。そうした商店街の皆さんとの取り組みもチェリヴァホールで検討していければなぁと思いました。