あさってのチェリヴァシアターは、吉永小百合さん主演の北のカナリアたちです。

東映が設立60周年を記念して製作した作品で、日本アカデミー賞では最多タイとなる12部門で優秀賞(うち3部門が最優秀賞)を授賞した作品です。

作品の特徴は、やはり「吉永小百合さん×若手実力派の役者さんたち」というところでしょう。

森山未来さん、満島ひかりさん、勝地涼さん、宮﨑あおいさん、小池栄子さん、松田龍平さんという個性的な若手メンバーに、柴田恭兵さん、仲村トオルさん、里見浩太郎さんというベテランさんが脇を固めていています。

スタッフの顔ぶれでも、坂本順治監督に木村大作さんがカメラを担当されているなど現場を支える人たちも東映60周年の作品にふさわしい方々が担当されています。

チェリヴァシアター「北のカナリアたち」の上映は、15日(土)14：00～と18：30～です。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。そうそう、大きなハンカチを忘れずにお越しくださいね。

◆あらすじ

北海道の最北端の離島で分校の小学校教師を務める川島はるは、鈴木信人、酒井真奈美、生島直樹、安藤結花、藤本七重、松田勇の6人の教え子に歌の才能を見出し、合唱を指導する事によって交流を深めていった。

しかし、ある夏の日、はるが生徒たちと行ったバーベキューで悲しい事故が起き、はるは夫の行夫を失い、子供たちは心に深い傷を負ってしまう。はるは6人の教え子を残し、後ろ髪を引かれる思いで島を去った。

20年後、東京で働くはるのもとに思わぬ知らせが飛び込んで来る。6人の教え子の1人、鈴木信人がある事件を起こしたというのだ。

はるはその真偽を確かめるべく、そして空白の20年間の思いを6人に伝えるため、島に再び足を踏み入れる事を決意する。