奈良県やまと郡山城ホールで3年間の歳月をかけて制作された歌劇「ふることぶみ」の台本が届きました。
昨年9月、古事記1300年でつながる奈良県大和郡山市のやまと郡山城ホールで異伝ヤマタノオロチを交流公演として上演したのは記憶に新しいところですが、同じ交流公演で地元奈良県大和郡山市の皆さんはこの歌劇ふることぶみを上演されました。
ふることぶみは、漢字で書くと古(ふる)事(こと)記(ふみ)。つまりこの作品は、大和郡山市内の神社に祀られている稗田阿礼が伝えたとされる古事記そのもので、同市出身で劇団カムカムミニキーナ代表の松村武さんがそれを再現した作品です。
そして、来年3月に雲南市で行う創作市民劇がこのふることぶみです。地元の皆さんと大和郡山市から駆け付けていただく有志の皆さんとの共演をこのチェリヴァホールで予定しています。やまと郡山城ホールとの打ち合わせもスタートし、音楽のサキタハヂメさんも今月打ち合わせのためチェリヴァホールにいらっしゃるとのこと。また、何よりも松村武×亀尾佳宏という二人の個性が作品ににどのような影響を与えるかというところも楽しみなところです。
チェリヴァホールの稽古場では、先日から水底平家再演の稽古がスタートしました。雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会は、①水底平家再演(9月)、②劇団カムカムミニキーナ公演(11月)、③ふることぶみ上演(3月)と今年もフル回転で事業を行います。
ステージで皆さんにご覧いただけるのは9月以降になりますが、その取り組みをこのブログでも紹介したいと思います。
一昨日は、雲南病院の皆さんによる地域医療を考えるシンポジウムなどがありたくさんの皆様にご利用いただきました。ありがとうございました。