タイトル
チェリヴァシアター「アオギリにたくして」
- 開催日
- 2019/08/04
- 時間等
- 10:00/14:00 2回上映 ※開場は開演の30分前
- 料金
一般:1,000円(当日1,200円) シニア(60歳以上)・障がい者手帳保持者・小中高:500円(当日700円) 未就学児無料
- 概要
広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で、こども達に被爆体験を語り続けた女性の物語――
2012年、雑誌ライターの片桐千草は、東日本大震災の被災地を取材中に、被災者達が植樹する被爆アオギリと、そのアオギリにまつわる人物につよく興味を惹かれ、広島へ向かう。その人物――広島で被爆したアオギリの苗を植樹する活動を広めた田中節子という女性は既に故人であったが、彼女の妹から節子が綴った日記を預かった。そこには、原爆で脚を失った女性の苦しみが克明に記録されていた。
「アオギリの語り部」と呼ばれ、広島平和記念公園にある被爆したアオギリの木の下で子ども達に被爆体験を語り続けた実在の女性をモデルに、原爆で片脚を失い婚約者にも戦死されてしまった女性が、絶望のどん底から這い上がり、平和の語り部として生きる決意を抱いていく姿を描いた人間ドラマ。
監督を務めるのは作家としても活躍する中村柊斗。原日出子、渡辺裕之、風見しんごら、実力派俳優が結集。 悲劇をもたらした戦争と原爆への怒り、いかなる状況でも前に進む人間の強さを訴えた物語を描きます。